熊楠が後半生を過ごした場所で、
世界的な学者をもっと身近に感じてみよう
田辺の市街地を一望できる高台にあり、広い境内には江戸時代建立の美しい多宝塔はじめ、諸堂宇が立ち並んでいます。長沢芦雪の「寒山捨得」や「木造聖徳太子考養之像」等の県指定の文化財が保管されおり、海の見える墓地には合気道の創始者「植芝盛平」の墓や世界的博物学者「南方熊楠」の墓があります。また高山寺境内の台地には貝塚があり、押型紋という模様のついた尖底土器や撚糸文土器が出土していて、縄文時代 早期の貝塚として広く知られています。