断崖絶壁の名勝として知られている長さ２キロ、高さ６０ｍに及ぶ柱状節理の大岩壁。断崖には展望台が設けられており、雄大な南紀の海景を見ることができます。また地下36mには海蝕洞窟が形成されており、洞窟内には日本最大級の青胴で出来た辯才天が祀られています。約２００ｍに及ぶ洞窟内通路には資料に基づいて再現された番所小屋などがあり、波が打ち寄せてはかえす臨場感あふれる様子を鑑賞することができます。古くは平安時代、源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説も残っています。