頭から尻尾までそのまんまの姿寿司は やみつきになる美味しさ
さんま寿司は、紀州を代表する食文化であり、秋祭りやお正月にはなくてはならないご馳走の一つです。晩秋から初冬にかけて紀伊半島沖を南下する"さんま"は、適度に脂が落ち、これが、さんま寿司の食文化を生みました。交通網が今日のように発達する以前は、山村地域の人々は行商人が運んでくるさんまを買い込んで、さんま寿司として食しており現在もその食文化は生きています。